自然観測所

← カメラ一覧へ

ライブカメラ

サロベツ湿原のライブカメラ⁠|北海道・豊富

地平線まで湿原が続く国内最大級の高層湿原。晴れた日は利尻富士が海の向こうに浮かぶ。

サロベツ湿原の見本画像(2026年8月)見本 2026年8月

何が映っているか

地平線まで湿原が続く、国内最大級の高層湿原を映している。遠くに三角形の山が見えていれば、それは海をはさんだ利尻島の利尻山である。

高層湿原というのは、枯れた植物が分解されずに積み重なって地面そのものが持ち上がった湿原のことで、雨水だけで湿り気を保っている。ここではその泥炭層が数メートルの厚さで積もっていて、平らに見える原野の下にその時間が入っている。

この湿原は一度乾きかけた。1960年代から農地のための排水路が掘られ、泥炭も燃料として採られて水位が下がった。2000年代からは排水路をふさいで水を戻す工事が続いており、画面の湿り気はその手当ての結果でもある。

泥炭が積もる速さは、1年に1ミリに届かないほどである。だから数メートルの厚さは、おおよそ数千年ぶんにあたる。平らに見える足もとの地面そのものが、その時間を積み上げたものだということになる。ここは利尻礼文サロベツ国立公園の一部で、海をはさんだ島と原野をひとつの公園にまとめた珍しい組み合わせである。遠くの利尻山は標高1,721メートル、およそ50キロ先に立っている。

見どころは6月下旬から7月上旬。エゾカンゾウが一面に咲いて原野が黄色く染まり、そのあと7月中旬にかけて白いワタスゲの穂が揺れる。9月下旬から10月は草紅葉で、湿原全体が赤褐色に変わる。冬は一面の雪原になるが、空気が澄むので利尻山が見える確率は高い。

利尻山を狙うなら夕方、湿原の花なら午前中。更新は1時間ごとである。

このカメラのこと

場所北海道・豊富
形式静止画 1時間ごと
時間帯Asia/Tokyo(UTC+9)
ジャンル自然
提供元環境省 インターネット自然研究所
利用規約PDL1.0

提供元の配信ページ

インターネット自然研究所で最新の画像を見る

映像の権利は各機関にあります。このサイトは非公式の案内で、 見本画像は各機関の利用規約にもとづいて1台につき1枚だけ複製させてもらったものです。

近くのカメラ

このカメラが載っているページ